Phone15が発表され、充電口の接続端子がtype-Cになったことが注目されています。
さまざまな家電の企画がtype-Cに統一されつつある今、appleもやっと重い腰を上げたようです。
ところでtype-Cになることでどんなメリットがあるのでしょうか?
そもそも今までなぜバラバラだったのでしょうか?
今一度、type-Cのメリットや、接続端子の流れを追ってみたいと思います。
type-Cのメリット
type-Cの大きなメリットは、大容量のデータ移動や急速充電ができることに他なりません。
それによって、さまざまなケーブルの役割をこれ一本で担うことができるようになったということです。
しかも、端子は比較的小型で、ケーブルも細く軽量であることも持ち運びを考える上でも重要です。
さらには、端子の上下に区別がない!!
上下区別があることで接続するのに、イラっとした経験は誰しもあるはず。不毛なイライラがなくなるだけでもその功績は大きいと言えます。
例えばデスクトップPCで、本体からディスプレイにつなぐケーブルだけでも様々種類があり、VGA端子やらDVIやらHDMIやら図太いケーブルで繋ぐ必要がありました。
これらの端子はとにかく大きく、ケーブルが太いです。しかも規格がちょっとでも違えばもちろん接続はできません。
PCについて詳しくない人にとってはケーブル一本でもハードルが高いのです。
また、スマホの稼働時間が求められるようになり、合わせてバッテリーが大容量となったため、充電時間を短縮する必要がでてきました。
ただ充電するだけでなく「速さ」が必要なのです。
そしてスマホの使用している人口を考えれば、統一を求める声も大きくなりますね。
単純にどんな機器もこれ一本で充電できれば、ごちゃごちゃ持ち運びたく無いし、規格が同じなら提供も簡単です。
それらを解決してくれたのが、type-Cであり、統一に向けて大きく動き出すことになりました.
↓↓スマホに使われるケーブルの形状解説もしていますのでチェックしてみてください♪↓↓
なぜバラバラ?統一のきっかけは?
考えてみれば家電はもともと、本体からコンセントさえ出ていれば電力が確保できますから、たくさんの端子なんて必要ありません。
PCの登場により、本体とモニターやプリンター、マウスにキーボードなどといった周辺機器を繋ぐケーブルが必要になったことが接続端子の冒険の始まりでしょう。
仕方ないのですが、始めはPCメーカーそれぞれの規格、その機種用の規格などてんでバラバラでした。
上でも例にしましたが、デスクトップPC本体からディスプレイに繋ぐケーブルだけでも様々種類があり、VGA端子やらDVIやらHDMIやら図太いケーブルで繋ぐ必要がありました。
テレビでも、ビデオデッキやスピーカーと繋げたりもありました。ファミコン世代はコンポーネント端子とコンポジット端子とか懐かしいでしょ!
これではPCや周辺機器を買い換えるたびに、接続端子も買い替えたり、接続端子に合わせてPCを買い替えないと使えないなんてことが起こってしまいます。
そのうちに登場したのがUSB規格(type-A)です。
これで統一か?と思いきや、そう簡単にもいきません。
USBだけではモニター接続ができなかったり、USB規格の中でも進化してみたり用途に合わせていくつか枝分かれしていってしまうのです。
しかも、挿し間違いや機器の区別をするためわざと違う規格を幾つか用意していたという事情もあり、始めは1本化すら考えていなかったようです。
ポンとtype-Cが生まれた訳ではないんですね。
時代が進むにつれ、新しいデバイスがどんどん登場します。
フィーチャーフォン(ガラケー)の登場により、機械を持ち運ぶ必要が出てきたのです!
「充電」という概念が急速に浸透したのもこの辺りです。
家電が「設置するもの」から「持ち運ぶもの」になり、携帯電話とリチウムイオン電池が普及することでどんどん加速していきました。
携帯電話も始めのうちは各端末ごとに充電器がセット販売になっていて、バラバラでしたね。
そしてスマホの登場。
スマホは携帯電話に比べ、電力を消費する上に、使用する用途も幅広く、1日を通して電源を維持する必要があります。
こうなると、1日1回の充電では足りないということもあるので、充電器を持ち歩くことや、出先で充電できる便利さが求められます。
規格がバラバラだと、何本も持ち歩く必要があったり、出先で充電サービスを使おうにも合うものが無いと充電できず不便です。
スマホを使う人口が増えればそれだけ、統一して欲しいという声は大きくなっていく。自然な流れですね。
本格的に統一のきっかけとなったのは
そもそもtype-Cという、大容量データや電力供給ができる規格が登場したというところもそうですし、EUで正式に「統一を義務化する」という法案が通ったことも大きいです。
2024年の秋以降、EUで販売されるすべてのスマートフォンを対象に、有線の充電端子を搭載する場合はUSB Type-Cに一本化することが義務付けられることが決定したため、EUに商品を販売することを考えるならtype-Cに設計していないと論外というとこになります。
それを受け、ここでやっとappleが独自規格のLightning端子から、今回のiPhone15でtype-Cへの変更と大きく変更を加えることになりました。
Lightning端子登場から約10年近く経っての変更は大きな一歩でしょう。
ざっと調べてみましたが、家電とかゲーム機とか携帯とか、歴史を見るでけでも興味深いですし、「歴史」ができるほどに進化と時間が経過しているのかぁ…と感慨深くなりました。
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