今や生活必需品のスマホ、スマホが突然使えなくなった時、プチパニックになりますよね。
夏に増えるのが水没修理なのですが、厄介なのがこの水没という症状は、水につけていなくても水没になっていることがあります。
どういうことでしょうか？詳しく解説していきますね。
スマホが水没する要因いろいろ
例えば、
お風呂の蒸気だと粒が細かいので本体内部に侵入しやすくなります。また、お風呂だと温度差で結露することで水没症状に近い状態にもなります。
結露で言うと、保冷剤や氷などに接触することでも起こり得ます。
また、身近な例では、
カバンの中で飲み物をこぼして、
雨の日に持ち歩いていて、
汗だくになって作業しているうちに、
などなど、使用している本人も思わぬところでスマホの中に液体が侵入していることがあるのです。
稀に、本体が熱くなったので冷蔵庫や水をかけて冷やそうとしてしまったという事案も実際にありました。
これは耐水を防水と誤認して起こってしまった悲劇ですね。
また、本体がオーバーヒートした際には冷やすことが効果的ですが、急激に冷やすことは推奨できません。
熱に対しては、冷やすより先に電源を切ってしばらく常温で放置する方が、効果的と言えます。
話はそれましたが、スマホの水没症状については、このように環境や耐水の認識など様々な要因が隠れていることがあるのです。
セルフチェックしてみよう
そして、水没の厄介なところが、不具合がすぐには起きないことがあるというところです。
濡れてすぐは何も起こらず、数日かけてサビや腐食が進んである日突然使えなくなる、なんてことも珍しい話ではありません。
濡れた自覚はあるものの、その場では大丈夫だったからそのまま使ってたら翌日急に使えなくなったと駆け込んで来られる例はよくあります。
症状も濡れた箇所や濡れ方によって様々で、画面のタッチだけできなかったり、線が入っていたり、一部のボタンやスピーカーだけの不具合だったりと、お店に来られた直後は部品の問題かと思ったら、開けてみると水濡れがあった、なんてこともあるのです。
心当たりがあるなら、できれば自分でチェックしたいですよね。
実は、iPhoneの場合、SIMカードを差し込む部分を外した本体側で確認をすることができます。
液体に触れると色が変わるシールがついており、通常白色をしていますが、液体がかかるとピンクや赤色に変化します。
全機種とも、SIMトレーを抜き取った本体内部の画面側についています。とても見にくい場所なのでわかりにくいですが、これだけで判断がつくこともあります。
外側から確認できるのはこの１箇所のみなので、ピンポイントでそこに液体が触れていなければ判断が難しいですが、１つの目安として覚えておくと、何かあった時にセルフチェックできますよ。
参考にしてみてください♪
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