スマートフォンの中でも特に人気のある「iPhone 11」。
性能・カメラ・デザインのバランスが優れており、今なお現役で使用されている方も多くいらっしゃいます。
しかし、長く使用していると、まれに通常のパーツ交換では直らない“基板の不具合”が発生することがあります。
今回、滋賀県大津市からご来店されたお客様のiPhone 11もまさにそのケース。
リンゴマークが表示された後に起動はするものの、画面が乱れたり、突然電源が落ちたりといった症状が繰り返されていました。
スマートクール大津テラス店にて詳細な点検を実施した結果、原因は基板故障(ロジックボード異常)であることが判明。
即日修理では対応が難しいため、お預かりでの基板修理対応となりました。
iPhone 11の症状と基板異常の見分け方
■ ご相談内容
お客様より、「リンゴマークまでは表示されるけれど、すぐにフリーズして再起動」とのご相談がありました。
このような症状は、いわゆるリンゴループ(Appleロゴ表示のまま起動しない)として知られています。
以下のような挙動が見られる場合、基板故障の可能性が高くなります。
・起動直後にフリーズしてしまう
・再起動を繰り返す(ループ)
・タッチ操作は効かず、そのまま電源が落ちる
・バッテリーや画面交換では改善しない
一般的なパーツ故障との違い
iPhone修理では、バッテリー交換や液晶パネルの交換で不具合が改善するケースも多いですが、今回のような症状ではハードウェアの中枢である基板に問題が発生している可能性が高くなります。
バッテリーや画面などを仮付けしても改善が見られない場合、ロジックボードに内蔵されたCPU周辺や電源制御チップ、メモリなどのハード的なトラブルが疑われます。
※生体センサー類の故障の可能性もあります。
当店での基板修理対応の流れ
■ 点検・診断
スマートクール大津テラス店では、基板修理にも対応可能です。
まずは基板の状態を点検し、各パーツの電圧や通電状況を細かく調べる必要があります。
基板の一部回路(おそらく電源制御またはメモリ領域)に障害がある可能性を調べていきます。
お預かり修理のご案内
基板修理は非常に繊細な作業が必要なため、店頭即日対応は困難なケースが大半です。
そのため、お客様には事前に日数とリスクについて丁寧にご説明の上、お預かり修理とさせていただきました。
修理期間は通常1週間〜ほど。
データはそのまま保持し、本体交換ではなく部分的な基板修理を行うため、費用面でも抑えられるのがメリットです。
基板修理の重要性とiPhone 11を長く使うためのポイント
■ iPhone 11はまだまだ現役で使えるモデル
iPhone 11は2025年現在もiOSのアップデート対象であり、性能的にも今後数年は十分に使用可能です。
Face IDやデュアルカメラ、A13 Bionicチップ搭載など、日常利用には申し分ない機種です。
しかし、故障時にApple正規サービスで対応しようとすると、本体交換(データ消去)+高額修理となる場合が多く、特に基板トラブルは「修理不可」となることも少なくありません。
■ スマートクールの強み
当店では以下のような特徴で、基板修理にも柔軟に対応しています。
・ 経験豊富な技術スタッフが対応
・高精度な点検機器で正確に故障箇所を特定
・データそのままで修理完了(LINEや写真も消えません)
・大津テラス2Fでアクセス良好&駐車場あり
基板故障は放置すると二次的な損傷(ショートやチップ劣化)を招き、復旧不可となってしまうことも。
違和感を感じたら、できるだけ早く点検をご依頼ください。
iPhoneの電源トラブルや画面の乱れは基板修理で復旧できる可能性大!
「電源が突然落ちる」「リンゴマークから進まない」「画面がバグのように乱れる」
こうしたiPhoneの深刻な不具合は、バッテリーや画面交換などでは直らない基板の故障である可能性が高いです。
スマートクール大津テラス店では、iPhone 11をはじめとした各モデルの基板修理にも対応可能。
データそのまま・丁寧な事前説明・安心保証付きで、お客様に納得いただける修理を心がけています。