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画面修理

何処か一つが故障すると連鎖して故障箇所が増えてしまうというのはよくあることです。

しかし、どうしてそんな事が起きてしまうのか？

例えば充電器を差し込む「ドックコネクター」のパーツには、充電差込口の役割の他に、「バイブレーション端子受口」「スピーカー端子受口」「アンテナ」、アイフォン６Sまでなら「イヤホンジャック」の役割を担っているパーツになります。

ですので一つが故障すると多数の故障に繋がるのですね。

さて、今回は「iPhone８」の「画面修理」でご来店いただきました。

実際に動作の確認をして行きますが、バキバキに割れた画面のタッチは効かず、ホームボタンの反応もありません。

さて、画面のパーツには「液晶」「タッチセンサー」「イヤースピーカー」「近接センサー」「ホームボタン 」のパーツなどが付いております。

フロントパネル（表面のガラスとタッチセンサー、液晶）は新品の物へと交換しますが、使えるパーツは移植して行きます。

このフロントパネルには「ホームボタン」の端子を基盤に取り付ける為の所謂「延長コード」のような役割もあり、ホームボタンは無事でも、この延長コード部分が破損しているとホームボタン が使用できなくなります。

今回のお客様へも、もしかすると画面修理でホームボタンが直る可能性もあるが、修理の必要性がある場合はどうされるかとご説明させていただきました。

今回は画面修理だけで大丈夫ですとのことだったので、もし使えない場合はそのままのお渡しでご了承いただきました。

無事修理が終わり、動作の確認をすると画面は勿論のこと「ホームボタン 」も問題なく作動しており、お客様も大変喜ばれておりました。

一つの故障で複数箇所が故障することもあれば、一つの修理で複数箇所が改善されることもあります。

しかし、残念ながら絶対に全てが直るとは言い切れませんので悪しからず。

精密機械の難しいところですね_:(´ཀ`」 ∠):

今回はラッキーなケースでした。

ガラス液晶交換修理

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