MacBookは性能が高く長く使える一方で、避けられないのがバッテリーの劣化です。
「充電の減りが早い」「電源が急に落ちる」など、小さな違和感がトラブルの前兆になることもあります。
今回は、バッテリーが劣化した時の代表的な症状を紹介します。
充電の減りが異常に早くなる
MacBookのバッテリーは消耗品であり、使用年数や充電回数の増加によって徐々に性能が低下します。
最も一般的な劣化症状は「充電の持ちが不自然に悪くなる」ことです。
購入当初は長時間使えていたのに、気づくと数時間も持たない、残量が急に減るといった変化が現れます。
macOSのメニューに「サービス推奨」と表示される場合、内部の消耗がかなり進んでいるサインです。
残量表示が不安定になる
また、バッテリー残量の表示が安定しないのも代表的な症状です。
10〜20％単位で急に減る、逆に増えるなどの動きが出ると、バッテリー内部のセルが正常な電圧を維持できていない可能性があります。
この状態が続くと、電源が急に落ちる“突然シャットダウン”につながることもあります。
特に冬場は電圧低下が起きやすく、症状が悪化することがあります。
バッテリー膨張のリスク
さらに深刻なケースでは、バッテリー内部にガスが溜まり膨張が始まることがあります。
MacBookは薄い構造のため、膨張が進むとトラックパッドやキーボードが押し上げられ、操作時に違和感が出ることもあります。
この状態は危険度が高く、発火や本体破損のリスクがあるため、早めの対応が必須です。
電源ケーブルなしでは使えなくなる
最終的に、ケーブルを繋いだ状態でしか使えなくなるケースもあります。
この状態は、バッテリーが電力を供給する機能をほとんど失っている証拠で、放置するとさらに悪化する可能性があります。
症状が出たときの対処法
劣化を感じたら早めのチェックを
バッテリー劣化の兆候を感じたら、まずmacOSの「バッテリー状態」を確認し、サービス推奨が表示されていれば交換の検討を始めましょう。
急な電源落ちや膨張は要注意
突然シャットダウンや表示の不安定が続く場合は、バックアップを取ったうえで点検が必要です。
特に膨張が見られる場合は危険なため、電源を切って使用を停止し、絶対に無理に押さず専門店へ持ち込んでください。
ケーブル必須は交換サイン
ケーブルを外すと落ちる状態になっているのも交換の目安です。
放置せず早めに相談することで、MacBookを安全に長く使えます。
早めの対処が必須！
バッテリーの劣化は放置すると予期せぬトラブルを招くため、症状を感じたら早めの確認が大切です。
異常や膨張の疑いがある場合は、無理に使わず専門店へ相談し、安全にMacBookを使い続けましょう。
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