Macbook(マックブック)修理

MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015) のバッテリー膨張修理事例|滋賀県大津市よりご来店

滋賀県大津市から、MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)、A1502をお持ちいただいたお客様。

しばらく使っていなかったところ、気付いたらバッテリーが膨張しており、起動もできない状態になっていました。

今回は、この事例を通してMacBookのバッテリー膨張の原因、危険性、そして修理で得られるメリットについて解説します。

 

 

 

 

 

 

バッテリー膨張の主な原因と発生条件

 

 

MacBookに搭載されているバッテリーはリチウムイオンバッテリーで、長期間使用しない状態や高温環境での保管によって劣化が進む場合があります。

 

 

長期放置によるバッテリー劣化

MacBookを長期間充電せずに放置すると、バッテリーが深刻な過放電状態になり、内部の化学反応が異常に進むことでガスが発生し、バッテリーが膨張します。

今回のお客様も約1年間使用していなかったそうで、この間に劣化が進行していました。

 

 

高温・多湿環境での保管

直射日光が当たる場所や、高温多湿の部屋で長期間保管すると、バッテリー内部の化学変化が加速し膨張しやすくなります。

 

 

 

 

バッテリー膨張によるリスク

 

 

MacBookのバッテリー膨張は単なる寿命のサインではなく、安全性にも関わる重要なトラブルです。

 

 

 

キーボードやトラックパッドの故障

膨張したバッテリーはキーボード、トラックパッドを内側から押し上げます。

その結果、キーの打感が悪くなったり、トラックパッドのクリックが効かなくなることがあります。

今回のお客様のMacBookもバッテリーがパンパンに膨れ上がり、キーボードが歪んでしまっている状態でした。

 

 

液晶パネルの破損

膨張が進行すると、トップケースや液晶ヒンジ部分にも圧力がかかり、画面に隙間や歪みが生じ、最悪の場合液晶が破損します。

 

 

発火・爆発の危険性

リチウムイオン電池は内部構造が損傷すると、ショートや発火の危険があります。

特に膨張している状態は非常に不安定で、衝撃を与えると危険です。

 

 

当店での修理対応と手順

 

 

今回のMacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015) のバッテリー交換は、以下の流れで行いました。

 

 

分解と安全なバッテリー取り外し

Early 2015モデルはバッテリーがトップケースに強力に接着されており、無理に剥がすとバッテリーを傷つけて発火の危険があります。

当店では専用の工具を使用して安全に取り外します。

 

 

新品バッテリーの取り付け

Apple純正同等品質の新品バッテリーを装着しチェックします。

 

 

起動テストと最終確認

交換後は正常に起動できることを確認し、充電・放電の動作もテストします。

トラックパッドやキーボードの押し心地も元に戻りました。

 

 

 

 

修理で得られるメリット

 

安全性の確保

膨張したバッテリーを取り外すことで、発火や内部破損のリスクがなくなります。

 

 

パフォーマンスの回復

新品バッテリーに交換することで、持ち時間が新品同様に回復し、持ち運びも安心です。

 

 

長く使える資産として再生

Early 2015モデルは既にAppleのサポート対象外ですが、軽量でRetinaディスプレイを搭載した完成度の高い機種です。

バッテリー交換により、まだまだ現役で使用できます。

 

 

 

MacBookのバッテリー膨張は放置厳禁

バッテリー膨張は「そのうち直る」ものではなく、放置すると本体全体に被害を及ぼす危険な症状です。

今回の滋賀県大津市からのお客様も、交換後は「また快適に使えるようになった」と喜ばれていました。

 

MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015) を含む旧モデルは、部品の入手性が下がりつつあります。

膨張やバッテリー持ちの悪化を感じたら、早めの交換がおすすめです。

当店では即日対応も可能ですので、ぜひご相談ください。

 

 

 

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