滋賀県大津市坂本 より
充電口が緩くて充電がうまくできないとのご相談をいただきました。
そのような症状の場合考えられると、どのような修理が必要か解説いたします。
・充電口がゆるい原因と対策は?
充電口がゆるい原因はいくつか考えられます。
・ケーブルの問題
・充電口の汚れ
・劣化している
この症状の多くはこれらが原因となっています。
ケーブルに問題がある場合の多くは純正とは異なるケーブルを使っているときにおこります。
最近では100円ショップでも変えてしまうケーブルですが、そうした安価なケーブルは、
つくりにばらつきがあったり、耐久性が弱く歪みやすいため、
長期に使用すると問題が起こる可能性があります。
ひどい時には、差し込む部分が充電口の中で折れて、取り外せなくなったり、
中を傷つけてしまったら最後、充電口の修理が必要になります。
安価な物はあまり頻繁に使用しないのが良いでしょう。
対策としては、
買い換える際にはせめてApple認定品など
しっかりとした作り物を選ぶのをお勧めします。
充電口が汚れていたり、凹みにゴミが詰まっているというのも良く起こる症状です。
特に日常的にスマホをポケットに入れているという方や、
現場作業など埃っぽい環境に長時間いることが多い方などは注意が必要です。
チリも積もればで、ちょっとした埃が何ヶ月もかけて充電口の奥に溜まっていくと、
粘土のように固まってしまい、完全にケーブルが刺さらなくなるということも起こります。
埃や汚れによって、接触が悪いまま使用し続けると、充電口が熱を持ち、
最悪の場合充電口が変形してしまうこともあるのです。
埃も怖いですが、液体がついたまま刺してしまわないよう気をつけなければなりません。
最新の機種では液体を感知すると、電気が流れないよう、制御してくれることもありますが、
この機能で100%防げるというわけではなく、ショートしてしまうこともあるのです。
対策は、こまめな清掃をすることと、差し込む際には液体などがないか確認することです。
また、充電口に蓋をしてくれるキャップもありますので、
そういったアイテムで充電する時以外は穴を塞ぎ、埃が侵入しないようにするのも1つですね。
劣化については使用年数が長くなれば長くなるほどリスクが高まります。
当然ながら、使用年数がそこまで長くなくても、頻繁に抜き差しをしたり、
乱暴にケーブルをさしていたりすると充電口の劣化は早まります。
日頃から抜き差しの際は気をつけていれば、数年でダメになってしまうことは
避けられますので、少しの意識で十分に寿命は伸ばせるでしょう。
・どんな修理が必要?
充電口の問題と言ってもいくつかの修理の可能性があります
・充電口の清掃
・パーツの交換
・基板の修理
充電口が汚れている、埃が詰まっている程度の症状であれば、
充電口をしっかりと清掃することで改善する可能性があります。
それでも症状が改善しないのであればパーツの交換が必要です。
写真はiPhoneSEの充電口の部品です。
外からの見た目とは違い、中はケーブルや固定のための金具など、
意外な大きさをしていることがわかります。
また、パーツを交換をするためには、周りの部品を全て取り外す必要があり、
時間や費用のかかる修理になります。
最終的にパーツを変えても充電されないなどの症状が改善しないこともあります。
この場合は最終的に中の基板の問題が考えられますので、基板修理をすることになります。
・まとめ
いかがでしたでしょうか?
充電口という小さな部品ですが、
スマホにとっては充電ができなければ死活問題ですから、
日常的に取り扱いには注意したいところですね。
ちょっとした工夫で本体の寿命は伸ばすことができますので、
ぜひ、参考にしていただければと思います。
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