パーツ交換でiPhoneが治らない?
パーツの故障だと思っていたのに、いざ交換修理を行っても
症状が全く改善されない。実際にこう言う事例はかなり多いです。
即日修理屋さんって言ってるのに申し訳ないのですが
基板修理はお預かり修理となります(´;ω;`)
今回は、基板修理をご案内する際に知っておいた方がいいことや
どのような症状が基板の故障なのかをご紹介できればと思います!
そもそも基板修理ってなに?
iPhone内部には【ロジックボード】と言われるパーツがあります。
写真の赤〇で囲っている部分がロジックボードです。
カバーを取り外すとこんな感じです。※機種によりロジックボードの形状は異なりますが役割は同じです
このロジックボードと呼ばれている部品がiPhoneの基板です。
ロジックボードは、iPhoneの動作に必要な部品を搭載しています。
私たちで例えるなら脳🧠を司るパーツです。
このパーツがなんらかの原因で故障してしまい
iPhoneが正常起動しない時、基板修理が必要になります。
ロジックボードの中身は無数のチップが組み込まれており
その中から壊れているチップを見つけ出し、修理するのが基板修理です。
ロジックボードは、精密機器ですから外部から衝撃を受けると簡単に壊れてしまいますが
スマホの構造上、基板は守られている構造になっていますので落下させたからと言って必ず故障するものではありません。
では、なぜそんなに守られている部品が故障するのでしょうか?
基板(ロジックボード)が壊れる理由
⚠自然故障
自然故障と言うよりかは、普段使いの衝撃が積み重なり故障してしまう場合や経年劣化などでも故障するようです。
⚠水没による故障
水没修理は、当店でも即日で行っておりますが、水没復旧作業では治らない端末もあります。
この場合は水没で基板がショートし故障している可能性が非常に高いです。
⚠iPhoneを落とした衝撃で故障
実は基板の故障で一番少ないのが落とした一撃で故障するこのパターンだそう。
え?でも衝撃で壊れるんじゃないの?って感じなのですが、しっかり守られているので
一撃で壊れちゃうことは少ないみたいです。しかし、運悪く一回落としただけで基板故障する事もあるようです。
⚠バッテリーの故障による過電流
バッテリーは、基板に電流を送る事でiPhoneを起動させています。
しかし、このバッテリーが劣化により故障する事で正常電流が流れなくなり過電流を送ることで
基板が故障してしまいます。
基板(ロジックボード)が故障するとどうなるのか?
①iPhoneの電源が入らない
②何度も再起動する(リンゴループ)
③インターネットに接続できず圏外になる
この3つが一番多い故障症状ですが他にも基板故障で起こる現象はいくつかあります。
大体が、突然電源が点かなくなった!とおっしゃってご来店されるかたが多いです。
基板が故障してしまうと、iPhoneの電源が点かないことが多いです。
昨日までの普通に使えてたのに朝起きたら電源が入らなくなっていたり
ゲームやYouTubeを見ている途中突然電源が落ちてからうんともすんとも言わなくなったり
こんな現象が起こってしまったら、基板(ロジックボード)が故障しているかもしれません。
基板修理が必要になったら
ご来店頂いたのに、基板が故障していると判断した場合は
お客様に基板修理に掛かる費用をご説明させていただきます。
お預かりする日数としては、長くて10日間です。(大体4日から5日が多いです)
貸出端末はご用意しておりますのでご希望の際はお申し付けください。
もし、電源が付いていてバックアップが取れそうであれば
バックアップを取っておいて頂くと安心です☆
★せっかく分割払いが終わったのに・・・
★機種変更はしたくない
★データをどうしても取り出したい!
★写真は消したくない。
もし、修理をしても症状が改善されなかったら、基板修理もご検討してみるといいかもしれませんね。
分からないことや不安なことは、お気軽にお尋ねください☆