iPadを使っていると、突然タッチ操作が反応しなくなるトラブルが起きることがあります。
電源は入っているのにスライドできない、アプリが開かない、部分的に反応しないなど、症状はさまざまです。
普段から便利に使っているだけに、急に操作できなくなるととても不便に感じますよね。
今回は、iPadの画面が反応しなくなる主な原因と、ユーザー側で試せる対処方法、そして修理が必要になるケースについてまとめていきます！
画面が故障してしまう主な原因
タッチパネルの故障
iPadの画面は「タッチパネル（外側）」と「液晶（内側）」の2層構造になっています。
落下や圧迫があると、このタッチパネルが内部で損傷し、反応しなくなることがあります。
特に画面が割れていなくても、内部のセンサーだけが故障しているケースは非常に多くあります。
液晶異常による反応不良
液晶に負荷がかかると、色むら・線が出る・表示が固まるなどの症状と同時にタッチ不良が起きることがあります。
液晶が正常に表示されていても、内部配線が損傷している場合はタッチが部分的に反応しなくなるパターンも見られます。
基板トラブル
長年の使用や高温状態での充電を繰り返すと、内部基板に負担がかかり、タッチを制御しているチップがうまく動作しなくなることがあります。
外見では判断できず、突然反応しなくなるため厄介な故障です。
保護フィルムやケースの影響
意外と多いのが、厚みのあるフィルムや劣化したフィルムが反応を邪魔しているケースです。
フィルムの浮きやホコリ混入でもタッチ操作が鈍くなるため、まずは外して確認するのも有効です。
ユーザーが試せる対処方法
再起動
一時的なシステムエラーなら、電源の入れ直しで改善することがあります。
アプリの動作が重いときにも有効な基本の対処方法です。
充電しながら操作しない
発熱によってタッチが鈍くなるケースがあります。
特に高負荷アプリを起動していると熱がこもりやすいため注意が必要です。
フィルムやケースを外す
厚みのあるフィルムや浮きが発生したフィルムはタッチの妨げになりやすいので、まずは一度外して反応が変わるか確認しましょう。
強制再起動
画面が完全に固まって動かない場合は強制再起動が有効です。
通常の再起動ができない状態でも改善することがあります。
修理が必要になるケース
・落下後から反応しない
・特定の場所だけ反応しない
・画面が勝手に動く（ゴーストタッチ）
・液晶がにじむ、線が入る、表示が乱れる
・再起動や強制再起動でも改善しない
これらの症状はタッチパネルや液晶、または基板の不具合が原因であることが多いです。
放置すると操作不能になるだけでなくデータ操作ができなくなることもあるため、早めに修理へ持ち込むのが安心です。
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