山科区西野野色町
iPadの寿命は何年でしょうか?
このようなご質問に度々遭遇します。
簡単にお答えできればよいのですが、何を基準にするのかで回答がだいぶと変わるので、
少々答えるのに困るご質問でもあります。
そこで、今回は買い替えの切り替え目安や、長く使用する方法について解説します。
・買い替え目安は?
買い替えの目安、タイミングとしては大きく分けて3パターンが考えられます。
①バッテリーの寿命
②iOSの更新、サポートの終了
③起動しなくなった
①バッテリーの寿命は目安として2〜3年と言われています。
これは使用頻度や使用方法で大きく左右されます。
バッテリーの寿命も使い方によっては長く伸ばせる可能性があるので、
後半で詳しく解説していこうと思います。
②のiOSの更新、サポートが終了したときですが、
サポート終了と言ってもいきなり使えなくなるわけでは無いので、ご安心を。
サポートの終了は発売日からおおよそ5年と言われています。
ある程度年数が経つと、最新のOSに上げることができなくなり、
使用しているアプリが古いOSに対応しなくなってくると、使用に支障が出てくるかもしれません。
特定のアプリをどうしても使いたいとなると、買い替えが必要になりますね。
逆に、最新のOSを必要としないアプリの使用、
例えば動画視聴だけ、カメラ撮影と保存だけのように、
使える機能だけに制限すれば、使えないことはない、ということです。
③は言わずもがな、ですが、場合によっては修理で使用できるようになることもあります。
ここまでくると修理しても、長期での使用はあまりお勧めできないですが、
基盤修理で改善することもあります。
ここで注意したいのは、
ただのバッテリー劣化でもAppleロゴから起動しないという症状が発生することがあるので、
バッテリー交換だけで改善することもあります。
本体が5〜6年以内の発売機種であれば、バッテリー交換修理を試してみる価値はあるでしょう。
・長く使い続けるためにしておきたいこと
さて、ここで長く使い続けるためにしておきたいこと、
コツがあるのかについて解説します。
まずはバッテリーの寿命を伸ばす方法です。
リチウムイオン電池の特性を理解していれば、格段に寿命を長く保つことができます。
①高温すぎる、低温すぎる環境下で使用しないこと
②ながら充電をしないこと
③バッテリーを最後まで使い切らないこと
代表的な方法はこの3つです。
リチウムイオン電池は温度変化に弱く、高温すぎても低温すぎてもパフォーマンスが下がります。
つまりは夏と冬は要注意ということですね。
ながら充電はついついやってしまいがちですが、
バッテリーの劣化をどんどん早めてしまう行為ですので気をつけたいところです。
バッテリーを最後まで使い切ってはいけない、というのは意外に思う方もいらっしゃるかもしれません。
バッテリー残量が低下すると、電気をなんとか絞り出している状態なので、
実はバッテリーにとってはあまり良くありません。
20%くらいになるまでに都度充電しておくのが良い使い方なのです。
また、充電0にした状態での長期間の放置も良くないことの一つです。
iPad含めスマホなども、電源OFF状態でも、微弱に電流が流れており、
電源ボタンを押された時にすぐ起動できるよう、待機しています。
充電0状態ですと、その微弱な電気も流せず、
バッテリーが劣化するばかりか、本体にも影響が出るのです。
電源OFFのまま長期保管するよりも、
「毎日〜数日おきにちょっとずつ使う」というのが、
バッテリーにとっては一番負担のかからない使い方なのです。
・まとめ
いかがでしたでしょうか?
長く使い続けるためにしておきたいことは、
iPadだけでなく、androidタブレット、スマホにも効果がありますので、
気をつけて実践すれば、バッテリーの劣化を格段に防ぐことができるでしょう。
とはいえ、いくら気をつけていてもいずれバッテリーは弱っていきます。
当店ではiPadのバッテリー交換も実施しており、多くの実績があります。
画面割れ交換、液晶交換、各種ボタンの修理など、
iPadも豊富な修理メニューをご用意しております。
また、気になる料金はApple直営店よりもお手頃価格に設定しており、
Appleではできない部品単位での修理ができるというのが一番の魅力といえます。
お困りごとがありましたらぜひ、ご利用くださいませ!