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梅雨から夏にかけてスマホの水濡れ にご注意!

スマホの水濡れ は、梅雨の時期から夏にかけて注意が必要です。

最近のスマホは耐水性能が上がっていますが、

耐水性能が上がっていることを過信してしまうのは後悔の元です。

 

なぜなら、耐水性能は経年劣化により落ちていくものだからです。

また、使用中の落下などによる衝撃や、季節の移り変わりによる温度変化も

耐水性能の低下に大きく関わってきます。

さらには、画面割れ、背面割れしたままにしている場合は、耐水性はほぼ無いといえます。

 

今一度、ご自身の本体の状態をチェックし、

水濡れが起こりやすい環境には注意をしましょう!

水濡れのパターンや対処法なども解説していきます。

 

 

・水濡れが起こるシチュエーションとは?

 

スマホは電化製品ですので、水などの液体は天敵です。

なるべく側に近づけないことはもちろんですが、

気をつけていても、思いがけないシチュエーションで濡れてしまうこともあります。

当店で今まで持ち込まれ、お客様からお伺いした事例などを参考に考えられるシチュエーションをご紹介いたします。

 

まずは梅雨〜夏にかけての雨です。

特に夏になると、突然のスコール、豪雨に見舞われることもしばしば。

カバンに入れていても、布製のカバンは特にあっという間に染み込んでしまいますので、

豪雨の時などは特に、余程防水機能のカバンで無いと水濡れは避けられないでしょう。

 

 

また、暑くなってくると、水筒を持ち運ぶ方も多いのでは無いでしょうか。

カバンの中でお茶が漏れてしまったという事案もありました。

見落としがちなのは、冷たいものを入れていた場合、

結露によって濡れてしまうことも十分に起こり得ます。

冷たいものは布やケース、魔法瓶の水筒など、結露の水滴も防ぐか、

カバンの中にスマホを入れない、またはビニール製の袋やポーチなど、

防水が保たれる状態でカバンに入れるなどの対策がをすると良いでしょう。

 

 

外でお仕事をされていたり、スマホを体に身につけてスポーツをされる際も注意が必要です。

特に、ズボンのポケットにスマホをよく入れて持ち運んでいるという方に見られるのは、

汗による水没です。

「そんなことある?」と思うかもしれませんが、実際にありました。

 

夏は炎天下で作業をされるなど自身も気づかないうちに大量の汗を流していることがあります。

ズボンのポケットは布1枚程度では汗を防ぎきれません。

汗をかき始めればズボンの中は非常に湿度が高いので、水没する可能性は十分にあります。

 

スポーツしている時も腕などにケースを巻いてするという方もいらっしゃるかと思うので、

汗が染み込まない防水性を確保できるケース、身につける位置を気をつけたいところです。

もしくは、大量の汗をかくだろうとわかっているのであれば、

スマホは極力身につけないでおきたいところです。

 

 

夏にかけて気温が上がりますと、

やはり増えるのはプールや海、川遊びなど水に触れるレジャーです。

特に、スマホが高温にさらされますと、本体を接着している粘着が弱くなり、

劣化して最悪の場合外れたりすれば耐水性能どころの話ではありません。

そんな状態で水に触れればひとたまりもありませんので、防水カバーなど十分に対策をしましょう。

どんなに気をつけていても、手が濡れれば物も落としやすくなります。

 

 

水没すれば大切なデータは消え、

修理代や新しいスマホを購入するのに多額のお金を使うことになりますので、

予想されるシチュエーションを考えしっかりとスマホを守っていきましょう!

 

お風呂やトイレでのスマホ操作も大変危険な行為となりますので、極力避けるのが吉ですね!

 

・濡れた時の正しい対処は?

 

どんなに気をつけていても、事故は起こるものです。

しかし、対処によっては軽度で済むかもしれません。

濡れた時、対処を間違うと、場合によってはご自身でトドメを刺してしまうことになりかねませんので、

正しい対処について知っておいてくださいね!

 

①表面の水滴を拭き取る

まずは、とにかく表面の水滴を拭き取り、少しでも内部に水が侵入しないようにしましょう。

この時、カバーも全て外し、側面や背面なども確認してください。

ケースをつけているのが当たり前でなかなか外して確認するということに気が付かないこともあります。

アクセサリなど何もついていない状態にして、丁寧に拭き取りましょう。

 

②電源を切る

水を拭き取るのとともに、電源も切っておきましょう。

内部に水が侵入した際、電気が流れているとショートして故障しまうので、

まずは電源を切り、ショートすることを防ぐことが不可欠です。

 

③SIMカードを抜く

SIMカードを外す器具があるのであれば、SIMを外しておきましょう。

SIMカードが錆びたり腐食によって使えなくなると、仮に本体が復活しても

ネットが利用できなくなってしまいます。

再発行には手数料がかかったり、格安SIMなどですと、SIMが手元に届くまで時間がかかることもあるので、

無駄な出費や時間を浪費しないためにも、SIMカードも外して拭き取り、大切に保管しましょう。

 

④修理店に持っていく

中の状態がわからない以上は無闇に電源を付けたりするのは危険です。

本体の拭き取りと電源を切ったらそのまますぐに修理店へ持っていきましょう。

 

ネット上では、2、3日放置して中を乾燥させるという手段が紹介されていることもありますが、

修理店から言わせていただくと、基板などの洗浄作業の成功確率は早ければ早いほど

成功率が上がると言えます。

数日放置してしまうと、持ってきた時にはサビや腐食が広がり、

見た目からして手遅れになっているということも少なくありません。

 

真水ならまだしも、大抵の場合はプールや海や川での水没がほとんどかと思います。

綺麗に見える水も、不純物や塩分、塩素など様々なものが溶けけ込んでおり、

これが中の基板がショートする原因となるため、

放置するよりはまず、お店に持っていき対処してもらうことが先決でしょう。

 

 

・当店の水没復旧修理について

 

当店では水没復旧修理も数多くご依頼をいただいています。

水没症状は、緊急であることが多いので、ご予約なしですぐに対応いたします。

 

作業時間は1時間〜

本体内部の部品を一つ一つしっかりと洗浄、乾燥させ、組み直すという作業です。

 

もし、店頭の洗浄作業でも難しいような損傷の場合は、

基板修理やデータ復旧のみの対応などもご案内が可能です。

 

どんな状態でも最後まで諦めず、真摯に取り組んでおりますので、

ぜひ一度ご相談くださいませ。

 

水没復旧

 

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