耐水性能比較
iPhoneの耐水性能は機種により耐久レベルが違います。
最新機種のiPhone16とも比較して解説いたします。
【目次】
・機種ごとに違う耐久性
iPhoneはiPhone7以降本体の縁に耐水テープが付け加えられることで、
水に耐える仕様に少しずつ変わっています。
また、その等級も新しい機種になるにつれて強化されています。
IP67 等級 (深さ 1 m まで、最長 30 分間)
iPhone7、iPhone7Plus、iPhone8、iPhone8Plus
iPhone SE2、iPhone SE3
iPhoneX、iPhone XR
IP68 等級 (深さ 2 m まで、最長 30 分間)
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone11
IP68 等級 (深さ 4 m まで、最長 30 分間)
iPhone 11Pro、iPhone 11Pro Max
IP68 等級 (深さ 6 m まで、最長 30 分間)
iPhone12以降の全ての機種
iPhone16も同じ等級となりますので、耐水性能が格段に違うということはないようです。
参考:https://support.apple.com/ja-jp/108039
・耐水性能の実際
耐水性能の等級に、テストする水深や時間が明示されていますが、
これはあくまでテスト環境のもとで計測されたもの。
また、実際水没してしまうようなシチュエーションでは水ではなく海水であったり、
流れのある川やプールだったりすることがほとんどです。
テスト環境下では流れがあることや、水ではなく海水というのは考慮されていないので、
実際のところ等級通りに耐えられるかというと難しいと言えるでしょう。
付け加えると、この等級に関しては工場出荷時の新品状態での表示ですので、
経年劣化や温度変化によっては急激に劣化していくものです。
Appleでも、水につける行為は推奨しておらず、また、
内部の水没が確認された場合修理料金が発生するので、注意が必要です。
参考:https://support.apple.com/ja-jp/108039
・まとめ
iPhoneだけでなくandroidスマホも最近はほとんど耐水性を強調された製品が増えています。
しかし、スマホは電化製品であり、精密機器です。
どれだけ外装を強化しても、基本的に水には弱く、
毎日使用する以上は劣化は防げないので、
常日頃から水には近づけないよう、気をつけたいところですね。
当店では万が一水没してしまった時にも対応が可能です。
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