コンパクトスマホ は必要?
スマホが出始めた頃、それまでのフィーチャーフォン(ガラケー)の小型化の流れもあり、
かなりコンパクトなモデルが主流だったように記憶しています。
そう思うと、最近のスマホは画面が大きいものばかり。
そうなったのには理由がありました。
ではもうコンパクトなスマホは必要ないのでしょうか?
【目次】
・スマホはなぜ大きくなった?
スマホの出だしといえばiPhoneでしょう。
これはジョブズがiPhone4を発表した時の写真です。
手のひらに収まるサイズ、画面は3.5インチという小ささです!
最新機種iPhone16Pro Maxが6.9インチですので、倍ぐらいのサイズ感になります。
なぜ、こんなにも大きくなってしまったのでしょうか?
1番の要因は通信速度が速くなったことでしょう。
当時使用されていた電波は3Gでしたので、今では考えられないですね。
もちろん、通信速度が速くなるだけでなく、それに合わせて
CPUの処理速度、性能が上がったことも大きいでしょう。
通信速度やCPUの処理が早くなることで、
スムーズな動画視聴やオンラインゲームなどが可能となりました。
つまりは単純に「画面を見る時間が増えた」ということです。
ゲームなら様々な操作をする必要がありますし、そうなると小さな画面では操作がやりにくくなります。
動画も小さな画面では物足りなくなり、自然と大きな画面を求める人が増えるということですね。
動画を配信する側も増え、今や動画編集もスマホでできてしまう時代。
大きくなってきたと言っても、
タブレットのサイズまでいくと電話としては大きすぎるし持ち運びには不便です。
そうなると今の5〜6インチくらいのサイズ感が限界サイズでしょう。
2つ折りスマホも登場して話題にはなりましたが、画面の劣化など
折ることによる不都合が多く、金額も高価なためそこまでの人気は出ていないようです。
参考:https://support.apple.com/ja-jp/112562
参考:https://www.apple.com/jp/iphone-16-pro/specs/
参考:https://www.samsung.com/jp/
・コンパクトスマホは必要?
これまでのスマホの流れから、
小さな画面のコンパクトなスマホは求められなくなってしまうのも仕方ないのかもしれません。
スマホの先駆者であAppleも一旦離れた小型路線を
iPhone12 miniで再登場させましたが、結局そこまでの定評を得られなかったようで、
iPhone13 miniの後は続かず、iPhone14からはiPhone14 Plusという大きな画面を採用する路線に戻ってしまいました。
他のメーカーでは
XperiaやASUS、楽天handsなど細々としたラインナップです。
やはり、コンパクト路線はあるにはあるが、人気とはいえず、
ずっとシリーズ化して続いているものはなかなか見当たらない。
やはり、スマホでできることが増えてしまっただけに、小型である必要はなく、
むしろ操作性から大きい画面を求める声の方が多いということなのでしょう。
また、小型なデバイスで言えば、スマートウォッチと併用することで、
分けて使用すればスマホが大きくても支障はないのだろうという説もあります。
なんにせよ、この先コンパクトスマホがまた人気を吹き返すという流れが難しそうです。
というのも、筆者もつい最近までコンパクトのiPhone12 miniを愛用していましたが、
大きいサイズに機種変更したら小型にはもう戻れない、と感じているところです。
・まとめ
一昔前は電子機器などはいかに小さく、薄くするかというのが割と一定な目標になっていたように思います。
しかし、どんな物もある程度最適解が出ると、そこから革新的に変わることはなかなかありません。
少しずつ大きな画面になってきたスマホですが、
今出ている以上のサイズになると、多くの人の手では扱いづらいサイズとなってしまうでしょうから、
一旦の頭打ちと言えるかもしれません。
ここからまた革新的に全く違う形(例えばゴーグルのような)にならなければしばらくはこの形を
維持するのではないかと思います。
当店では先日楽天のコンパクトスマホを中古買取させていただいたということもありました。
一定の需要がなければ無くなってしまうというのも悲しいかな自然なことなのですね。
参考:https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2405/26/news052.html
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