iOS19でアクセシビリティが強化される可能性が高いとの情報が入ってきました。
現在のiPhoneのOSはiOS18です。
そのため次に発表される予定のOSはiOS19になるわけですが、少しづつその内容が明らかになってきました。
アクセシビリティ機能とは、操作の簡素化、カスタマイズができる機能です。
聴覚、視覚、運動機能に障害がある方向けにより操作しやすいようにサポートする機能もありますし、
そのようなハンディキャップも関係なく、操作をワンランクアップできるような機能もあります。
設定アプリの「アクセシビリティ」という項目をタップすると、
その機能がずらっと並んでいます。
例えば、視覚サポートのvoiceover機能は、目が不自由で、
文字が見にくい方向けの機能で、画面に表示されている文字や
アプリや項目などを読み上げ、読んでいる項目にガイドが表示されるといった手助けをする機能です。
ジェスチャー(画面タップやスワイプ操作)をあらかじめ設定することで、
より自分の好みに合わせることもできます。
スマホは凹凸がなく、触覚でボタン操作することができないので、
目が不自由な方にとってはこの読み上げ機能は重要な機能ですね。
この他、視力が弱い場合はズーム機能もありますし、
色覚の問題がある場合には、カラーフィルターを設定することで見やすさをサポートしてくれます。
聴覚のサポートでは、補聴器のペアリングや、リアルタイム字幕という機能もあります。
サウンド認識機能では、特定の音に敏感に反応し、通知してくれる機能まであります。
背面タップや特定のジェスチャーで特定のよく使う機能(例えばスクリーンショットなど)
を設定しておけば、ワンアクションで動作してくれるので、
使い方次第でスマホの利便性がかなり向上するでしょう。
参考:https://www.apple.com/jp/accessibility/
参考:https://culumu.com/glossary/iphone-accessibility
・アクセシビリティの何が変わる?
さて、今回判明したiOS19の内容ですが、
大きくはこのアクセシビリティの強化がされるだろうとの情報です。
これまでiPhoneやiPadに搭載されていた拡大鏡機能がMac bookにも搭載されたり、
テキストを読みやすくするためのフォント、色、間隔の変更、
声の代わりとなる合成音声作成の強化、
Apple Watchとの連携を強化しテキストをApple Watchにも表示させる機能など、
かなり細かな内容にはなりますが、必要としている人にはより柔軟さが広がる感じですね。
恐らく先日搭載されたApple intelligence(A I)との組み合わせも考えられているでしょうから、
より自分向けに、個々の要望に対応できるような細かな機能が増えることが伺えます。
参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/f08dd8b3acf3296c91c0c50a7172feec59dbad14