スマホを水没させてしまってお持ち込みいただく際、「防水だと思ってたのに」と言った言葉を聞くことがあります。
実は、メーカー表示は「耐水」となっているので「防水」とは似て非なるものです。
日本語って難しいですね…
今一度、「耐水」と「防水」についておさらいしたいと思います。
「耐水」「防水」の違い
端的にいうと
「耐水」はある程度耐えることができる
「防水」は一定の条件で完全に水が浸入しないこと
と区別することができます。
ある程度、と言われてもピンときませんが、耐水精度にはIEC規格という基準が存在し、数値で表すことができます。
数値については機種後ごとにそれぞれ違いますので個別に確認する必要があります。
要は「耐える」だけであって、完全に「防いでいる」というわけではないので、液体の浸入は注意が必要ということです。
また、ここで注意したいのは、この数値や基準は真水でテスト環境下において決められるものです。
真水で、ある一定角度からの降雨、水圧を人工的に作り出した上でのテスト結果となります。
つまり川や海、お風呂と言った環境とは全く異なるので、正直あてになりません。
さらに言えば、新品購入時の数値ですので、使用している内に温度変化や経年劣化によって耐水性能はどんどん落ちていきます。
なぜ、そんなことが言えるか?
実際開けてみるとわかるのですが、
iPhoneで言うと、ディスプレイを開ける際に縁にしっかりとテープがついていて、このテープが埃や水の浸入を防ぐ役割をしているのです。
しかし、数年経った端末を開けると、そのテープが溶けていたり、破け易くなっていたりします。
セロテープなども劣化するのと同じように、使用している内に劣化してしまうことが伺えます。
こうなると耐水性能なんて全く無いと言っても過言ではありません。
そんな状態で水につけてしまえば…水没待ったナシ、ということです。
普段から気をつけておきたいこと
上記で、耐水の基準値はテスト環境下だということをお伝えしました。
ですので、使用年数や使用環境によって耐水は失われてしまうので、長く使用するためにはある程度配慮が必要になります。
例えば、
お風呂や夏の車内、炎天下のような高温になる環境に持っていかないこと。
逆に真冬の雪山なども温度が低すぎることで、耐水性能はあっという間に劣化してしまいます。
一度劣化してしまうと、再生することはまずありません。
また、劣化しているかを確かめる術も無いので、メーカーの耐水性能はあまりあてにせず大切にしていただくことが一番だと思います。
そして、基本的には水辺に近づけないことです。
雨の日や、カバンの中でお茶が溢れて…といったことにも注意が必要です。
濡れた手で触るのもなるべくなら避けた方が良いでしょう。
とにかく液体に機械は弱い!ということを忘れないでくださいね。
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