夏になると、水没修理が増える傾向があります。
海や川、プールに行く機会が増えることも増えますし、急なスコールに見舞われてしまうなど水に触れる機会が増えてしまうことが要因かと思われます。
スマホが水に濡れると壊れてしまう、感覚的にはわかっているけど、どうして壊れるのか、疑問に思ったことはないでしょうか?
たまにお客様からもご質問をいただくことがあるので、ちょっとだけ深堀していこうと思います。
水と機械の相性が悪いワケ
スマホは電気を利用する「機械」だ、ということが水との相性が悪い原因です。
一口に「水」と言っても、普段の生活で利用する水には不純物が含まれています。
不純物とは目に見えない小さなゴミから、溶け込んでいるミネラルなども含まれます。
お風呂やシンクに水アカがついたりしてしまうのは、この不純物があるからなんですね。
海となると塩分も含まれ、ただの水よりも厄介なものになります。
そして、この水には電気を通す性質があります。
機械は流れるべきところに適切に電気を流し、流れてはいけないところは絶縁されて初めて正常に動作することができます。
余談ですが、よく「半導体」が不足しているということをニュースで耳にするかと思います。この「半導体」が電気の流れを調節するために使われているので、機械にとっていかに重要な部品かということがわかりますね。
機械に水が入り込むと、電気が流れてはいけない所に電気が流れてしまい、例えば回路がA→B→C→Dと電気が流れるべきものがA→Dと本来の回路をたどれないことで、動作がおかしくなったりショートしてしまうワケです。
パーツによっては、正しい方向の電圧には丈夫でも、逆方向の電圧には弱くて壊れ易い、という物もあり、回路が乱れるというのは機械に致命的なダメージを与えてしまうのです。
さらには、水に含まれる不純物が電気によって電気分解され、金属部分にこびりつき、腐食やサビが起こると再起不能になります。
特にスマホは物自体が小さく、中の基盤の電子回路が密集していますから、基盤に水が付着したら最後、あっという間にショートしてしまうのです。
海に落とした時などは、正直絶望的と言えます。
また、電波を扱うスマホは、電波法の厳しい規定もあり、危険な電波が発生するなどの誤作動が起きないよう、水分を感知したらすぐに停止させるような設計になっています。
水に触れていなくても、お風呂や湿度の高い所に長時間晒されるなどして感知されることもあるので気をつけたいところです。
スマホが水に濡れてしまったらするべきこと
とにかく水全般が機械にとっては天敵ということは理解が深まったかと思います。
理解が深まった方なら、濡れてしまった時
まずは電源を切ることの重要性がわかっていただけるかと思います。
水につけてしまった時、反射的に動作するか確認してしまうのはわかるのですが、そこはぐっとこらえて、反射的に電源を切りましょう。
あとは一刻も早く当店のような修理店で内部の水滴を除去することです。
近年のスマホは耐水性能が上がっている分、水が入りにくい構造にはなっていますが、逆を言えば一度入った水は簡単には出てこれないということも言えます。
ちょっと時間を置いたくらいでは水は蒸発してはくれませんので、開けて除去作業をしなければなりません。
電源を切って、修理店へ!!忘れないでくださいね!!!
スマートクール 大津テラス店
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