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スマホの耐水性について

スマホの耐水性について 

スマホの耐水性には等級があるのをご存知でしょうか?

一口に耐水性といってもどの程度の水の状態に耐えられるのか、

実は細かな条件やレベルが定められているのです。

今回は、この耐水性能について解説いたします。

 

 

・耐水性能の等級とは?

 

先にお伝えしたように、耐水性能には等級があります。

等級が高ければもちろん耐水性に優れているので、水に耐えられるのですが、

等級が低くてもある意味耐水性はあるということが言えてしまうのです。

 

ここで、その等級の条件などを見てみましょう。

 

防水性能の等級

1 製品上部から垂直に滴下する水に対して保護されている。
2 製品を 15 度傾けた状態で製品上部から垂直に滴下する水に対して保護されている。
3 製品上部から両側に 60 度までの角度で噴霧された水に対して保護されている。
4 製品に対するあらゆる方向からの水の飛まつに対して保護されている。
5 製品に対するあらゆる方向からの噴流水(12.5 ℓ/min)に対して保護されている。
6 製品に対するあらゆる方向からの暴噴水(100 ℓ/min)に対して保護されている。
7 水に浸しても影響がないように保護されている。製品を水中で使用するもの。
8 水面下での使用に対して保護されている。7 より厳しい条件の中で使用するもの(試験環境は協議により決定します)。

 

1から順に番号が上がると耐水性能が強くなっていきます。

ちなみに0もあり、0は無保護の状態になります。

 

等級の1から見てわかるように、耐水性の評価が低い段階では、水に浸かることは想定されていません。

水に浸かっている状態に耐えられるとされる段階は7以降になり、

それ以降のテスト条件はメーカーごとに異なるようです。

数字が大きければ大丈夫かと思ってしまいがちですが、テスト条件が違うのであれば、

数字も全く当てにならない表示だということがわかりますね。

 

耐水性能を測るのがいかに難しいか、というのが伺えます。

 

なので、スマホを選ぶときは等級を見るのも参考にはなりますが、

テスト条件なども確認しつつ、本当に水の側で使うことを想定したいなら、

スマホのカバーやケースなどでも補うことをオススメします。

 

 

・耐水性があるからといって安心ではありません

 

ここで注意しておきたいことがあります。

防水テストは通常、「常温」「真水」「静水」を条件に行われているということ。

そのため、お風呂のような温水や石鹸、入浴剤などを含む環境は想定外です。

また、ゲリラ豪雨のような場合も、真水ではないため、雨による故障が発生するリスクがあります。

 

 

これはおかしな話です。

正直日常生活において、真水で静水という条件になることがまずあるのでしょうか?

そんな管理された条件でスマホを使っていることは少ないかと思います。

 

また、耐水性能を上げるために本体に施されている処置ですが、

本体の隙間を埋めるために「耐水テープ」が貼られています。

このテープは温度や経年の劣化によって、強度がなくなってしまうため、

新品購入時では耐水性能を保っていても、使っている環境によってはあっという間に劣化してしまいます。

 

例えば高温状態が続けばテープも溶けてしまいますし、

逆に凍るほど寒い状態が続いても固くなって劣化し粘着がなくなります。

 

また、本体のどこかを欠損、破損、歪みが発生してしまった場合や、修理に出した場合にも、

耐水性能は変わってしまします。

修理の際はなるべく元の状態に戻すよう、テープの貼り直しをすることもありますが、

新品と同じ元通りというわけにはいきませんので、取り扱いには注意が必要です。

 

 

・まとめ

 

スマホの耐水性能について理解は深まったでしょうか?

購入時に耐水性能の数値が高いからといっても、スマホにとっては水は大敵です。

耐水性能は永久ではなく、必ずどんな機種も劣化しますし、

本体の状態によってはほぼ無意味に近い状態になっていることを忘れないでください。

何にしても家電である限り水からは遠ざけた方が良さそうですね。

 

どうしても水辺近くで使用する時などは十分にご注意くださいね!

 

当店では水没復旧の修理も実施しています。

万が一、水に浸けてしまった、雨に打たれて濡れたかも。。。など

水濡れの症状にも対応しますのでご利用くださいませ!

androidも大歓迎です!

 

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電話番号    077-572-8999

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参考:https://andoroid-repair.com/blogs/cat04/42553.html

参考:https://www.android.com/intl/ja_jp/articles/110/

参考:https://sakidori.co/article/77798

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