長期保管する時の注意点
スマホやタブレット、ノートパソコンを長期間使わない時、
気をつけておかないと2度と起動ができなくなってしまうかもしれません。
今回は、実際に起動できなくなってしまったMacBook Proの例を合わせてご紹介いたします。
・長期間保管をする時に気をつけたいこと
ノートパソコンやスマホにはリチウムイオンバッテリーという電池が使用されており、
繰り返し充電ができる便利な電池ですが、弱点がいくつかあります。
バッテリーが0の状態が長期間続くと、貯める能力すらなくなってしまうことがあるのも弱点の1つです。
また、スマホやノートパソコンでは特に、電源を切っている状態でも、
次に電源がつけられた時に起動できるように微力な電力を常に消費しており、
バッテリーが0の状態で長期間放置すると起動もできなくなることがあります。
長期保管する際のコツとしては、
充電を50%前後にし、高温にさらされない状態で保管しておくことが良いとされています。
これは、Appleでの公式ホームページにも明記されています。
この時、バッテリーがすでに劣化していると、バッテリー膨張につながることもあり、
安全性が損なわれますので、なるべくバッテリーも劣化状態でない方が良いでしょう。
ある程度バッテリーも良好な上での長期保管のコツとなりますのでご注意くださいませ。
・起動ができなくなったMacBook Pro
こちらは先日持ち込まれたMacBook Proです。
1年くらい放置してしまっていたようで、久しぶりに起動させてみたら、
バッテリーが切れているという警告表示から充電がたまらず、
起動まで進めないような状態となっています。
型番を調べると、4年前に発売されたモデルで、
今まで1度もバッテリー交換もしたことがないとのことなので、
長期保管に加え、バッテリーの劣化も疑われます。
まずはバッテリー交換を進めることになるのですが、
最悪の場合バッテリー交換をしても起動できなければ、
基板の修理が必要になるかもしれません。
基板の修理が必要となれば、金額も1段階上がってしまうので、
お財布にはかなりの痛手となってしまいます。
このような状況にならないためにも、長期で使用していないスマホやタブレット、
パソコンがあれば、たまに1度起動できるかのチェックをするのが良いでしょう。
・まとめ
いかがでしたでしょうか?
長期保管する事情にもよりますが、結局のところ、リチウムイオン電池自体が、
使用しない状態での長期の保管にはあまり向かないものですので、
使用する予定がないのであれば早々に処分してしまうか、
細々でもいいので使用している方が良いとも言えます。
また使おうと思っているうち、長期に渡り保管の末バッテリー膨張が起これば
本体自体も壊れてしまいますし、起動できずに基板の修理になってしまうと直すのも躊躇われます。
物を大事にしたい気持ちもわかりますが、大事にしたいからこそ、
保管も適切にしたいところですね。
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