異常な気温! バッテリーの発火にご注意を
連日の猛暑、命の危険を感じる暑さですね。
異常な暑さで人もぐったりですが、スマホのバッテリーも温度の影響を受けることをご存知でしょうか?
最悪の場合発火の恐れも?!スマホやタブレットの保管についてもご注意くださいませ。
【目次】
・発火の原因は?
発火の原因はいくつかの要因が重なって起こることもあり、一概にこれ、という特定は難しいところです。
ここでは4つの可能性についてご紹介します。
①高温な状態に長時間さらされる
特に夏に気をつけたいのは、高温な状態に長時間さらされることです。
川や海、プール、キャンプなど野外でのイベントをする際、スマホが直射日光に長時間当たっていると、
想像しているよりもいるよりも高温になっていると思われます。
海のような開けた砂浜では地面からの反射した熱もありますので、
直射日光でなくても温度はどんどん上昇していきます。
②バッテリーが膨張している
劣化などにより、バッテリーの中で化学反応が急激に進むと中でガスが発生し、
バッテリーが風船のように膨らむことがあります。
これは経年劣化でなることもあれば、熱せられたり振動や衝撃を受けたりすることでも起こりやすくなります。
ケースをつけていると気づかないこともあるので、
急激にバッテリーの減りが早くなったり、急に電源が落ちやすくなるなどの
操作での異常に気付いた時にも疑った方が良いでしょう。
③バッテリーに圧力が加わる
スマホのバッテリーは小さいながらも大容量の電気を蓄電、放出ができる電池です。
しかし、圧力や衝撃には弱く、バッテリー膨張なども起きやすい性質があります。
蓄電された状態で衝撃を受けると、瞬間的に電流が流れ、激しい熱が発生するため、
ゴミに紛れたバッテリーがゴミ収集車や集積場で火災の原因になったりすることもあります。
何度もスマホを落としたり、知識なく無理にバッテリー交換をすることは実は危険な行為です。
落とした後はバッテリー膨張などが起きていないか、注意したいのと、
バッテリー交換の際は専門の修理店に必ず持ち込みましょう。
④充電口に異常がある
スマホにとって充電口も重要な部分です。
充電口の端子が変形していたり、液体などの異物が付着していたりすると、
ケーブルを差した瞬間ショートして発熱や発火の危険があります。
・前兆かも?気をつけたい兆候
スマホには、バッテリーに異常が起きても、ある程度制御してくれるシステムがあります。
例えば、本体が高温になると画面に「高温注意」と警告の文言が現れ、
強制的にしばらく本体が操作できない状態になったり、
わざと電源を落としたり、充電をできなくするというような機能です。
つまり、バッテリーの不調がある、「高温注意」と表示される、充電ができないという症状が出た場合、
バッテリーに何かしら異常が起こっている兆候かもしれません。
バッテリー以外の問題もあるかもしれませんので、どちらにしてもメーカーや修理専門のお店で
状態の確認をしてもらうのが最善でしょう。
他にも、画面が浮いているという症状が見られた場合、
そのほとんどはバッテリー膨張が原因と考えられます。
本体のバッテリーの周りにはほとんど隙間がないため、バッテリーが少し膨らんだだけでも
画面や背面が浮いてしまいます。
浮きを見つけたら、無理に押し込まずすぐにメーカーや修理専門店に持っていきましょう。
電源落ちや、警告表示、画面の浮きはバッテリーの異常な兆候であることが多いので、
少しでも違和感を感じたらまずはお店で見てもらうことをお勧めします。
・まとめ
スマホに使用されているリチウムイオンバッテリーはたくさんの電力を溜められる分、
一度発火などの事故が起こると消化が難しいとされています。
蓄電された電気が放出し切るまで待たないと、まともに消化することができないというのです。
そのため、バッテリー膨張などの兆候は大きな被害を防ぐためにも早く気づいて対処したいところです。
ケーブルは純正や認定品のようなしっかりとしたケーブルを使うこと、
熱が熱がこもるようなところで充電をしなこと、
異変を感じたらすぐに修理店などに見てもらうことが重要ですね!
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